【藤本真衣】「グラコネ」パワーでみんなを喜ばせたいーそれが私の幸せ

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本日は、「グラビテーション=引力」×「コネクション=繋がる」=「グラコネ」で、周囲をぱっと明るくする、株式会社グラコネ代表取締役・藤本真衣さんにインタビューさせていただきました!取材中も笑顔とユーモアが絶えない藤本さんに、ハッピーの秘訣をお伺いしました!


—幼少期は、どんなお子さんだったんですか?

よくおちゃらける子供で、ふざけるのが大好きでしたね。昔の写真を見ると、変顔ばっかりしています(笑)人を驚かせるのも好きだったので、お母さんが帰ってきた時に、顔面に落書きしてお出迎えしたりしてました…(笑)

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 —まだお会いして5分程ですが、なんだか面影ありそうですね!(笑)

はい、そのまま大人になった感じです(笑)あとは、行動力はあったと思います。小学6年生の時に、1年生のなかよし学級の子が運動会に出れないというのを聞いて「それはおかしい!」と言って、一緒に出よう!と勝手にペア組んだり。中学生の時に、勝手に動画を作って三年生を送る会で流して!と教頭先生にプレゼンしに行ったり…。なんだか、亜希さんのおかげで、過去の事を色々と思い出しました。

maifujimoto—今は、どんなお仕事をされているんですか?

株式会社グラコネという会社の代表をしています。「グラコネ」とは、私が造った造語で、「グラビテーション=引力」と「コネクション=繋がる」を掛け合わせたものです。一言で言うと、「つながるをつくる」お仕事です。「グラコネ」をして、化学反応が起こるので、それをリアライザーとして形にしています。

—リアライザーって?

リアライザーは「何かをリアライズ“実現”する」という意味です。「こんなことできたら面白いよね」って口で言うのは簡単ですが、実現しないと意味ないんですよね。それを実現するお手伝いをしています。例えば、イベントの企画や運営等、面白い方々とアイディアを形にするのはとても楽しいですね。

—例えば、どんな風に形にされているんですか?

最近は「いいね!芋煮会in登戸」というイベントに携わりました。他にも、東京クリエイティブクリエイターズというコミュニティーと、いいね!JAPAN、東北発ニッポン元気アクションをお繋ぎました。グラコネする事により、プロジェクトがより魅力的になると実感したイベントでしたね。

maifujimoto—この事業を始めようと思ったきっかけはなんでしょうか?

自然な流れでしたね。自分の周りに才能に溢れた魅力的な方が多かったというのと、自分がハブになってその人同士を繋げたら、もっと面白いことができるだろうなと思ったからです。

maifujimoto—起業をして良かったな〜と思うことはなんですか?

すごく自由に生きられてることですかね。反動が全部自分返ってくるので、大変な時もありますが、私平凡な人生は嫌なんです。映画みたいなドラマチックな人生送りたいと思っているので、このくらいの刺激があった方がちょうどいいです(笑)

—会社を運営する上で、大変なことはありますか?

大変なこと。そうなだなぁ。難しいなぁ。

—もちろん、「ない」という回答でも大丈夫ですよ(笑)

ん〜強いて言えば、日々の雑務が大変です(笑)私、大学を中退して、就職せずに、19歳からフリーランスとして働いていて、「全部自分でやる」「成果が出ないとお金をもらえない」というのがスタンダードの世界で生きてきたので、何でも全部自分でやろうする癖がついちゃってるんです。今の課題は、多くの方とお仕事を分担して、上手に恊働することですね。

maifujimoto —今の藤本さんに大きく影響している、過去のご経験や出来事はありますか?

私、高校1年生の時、お寺に住み込みで修行してたんですよ(笑)

−それは珍しい体験ですね!!どんな教えだったんですか?

例えば、「自分のことを犠牲にしても、相手のことを考えなさい」「無駄遣いはしてはいけません」というものから、「男子と話してはいけません」「携帯・テレビ、カラオケ、プリクラはいけません、」まで(笑)質素に暮らしていたので、パンの耳を食べたりしてました(笑)

教え自体は良かったんですが、もともと自由人なので、我慢して我慢して、結局、爆発しました(笑)「こうでなきゃいけない」という脅迫の中で生きるのってすごく辛いんだということを、身をもって経験したことで、今すごく自由に生きられています。あの経験があって今の自分があるので、とても良かったと思っています。

maifujimoto—藤本さんを一番突き動かしているものは何ですか?

1番は、周りの方の笑顔と、ありがとう。それに尽きますね。一緒にプロジェクトを動かす仲間だけでなくクライアント含めて。もちろん応援してくれてる家族や友達、全部です。

—「自分が何をしたいか分からない」という人は、どうすればいいでしょう?

ますは、色んな人に会ってみることですね。その後は、焦らず、待つことも大事です。焦ると感覚が鈍るので、たくさん人と会ったら、焦らず、自分の心が本当にやりたいと思うことを待ちましょう!

ただ1つ、ポイントがあって、今、目の前にある事を全力で取り組む事。やりたくない事だからといって、手を抜くのはダメです。何事にも愛情を持って一生懸命やる事で、必ず見えてくる。これは断言できます。

—でも、自分の好きなことだけしていたら、生活できないんじゃないかと心配する人も多いと思うんです。

まず、必ず助けてくれる人がいます。大丈夫。そして今の時代、情報をちゃんと集めれば、そんな大きいリスクってないと思うんです。まあ、少なくとも、死にはしないはずです(笑)

あと、せっかく好きな事が見つかったのに、心配してなにもできないなんてもったいなさすぎます。だって「いつ死ぬか分からない」んですよ。この前計算したのですが、人間って結構睡眠をとっている時間が長いんです。自分が、楽しく活動できる時間って思ってるより少なくてビックリしました。やりたい事、やろうよ!(笑)

maifujimoto—普段、心がけていることは何かありますか?

「ありがとうノート」を作っています。特別な事ばかりではなく、些細な事で、してもらったことや「ありがとう」って思ったことを書いているんです。人への感謝や恩を忘れないようにしたいですね。この「ありがとうノート」はオススメしています。

 —藤本さんの、アイデンティティーを形成する要素は、なんだと思いますか?

すべての人との出会いです。人との出会いが、私を進化させてくれています。

—今後のビジョンを是非とも教えてほしいです!

リアライザーとして、自分が本物の情報をしっかり集めて、本当に“世の中の為になる”と思った事を実現していきたいです。

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【藤本真衣/Mai Fujimoto】

株式会社グラコネ代表取締役。大学在学中にアルバイトから始めた仕事に夢中になり大学中退。 19歳よりフリーランスとして活動を始めグループ会社で営業成績No.1の結果を残す。その後、役者活動を開始。CM出演、舞台出演を経験。2011年芸能活動を休止。現在は、日本のキッズ向け人気コンテンツのアカウントプランナーとして活動の傍ら2014年1月に「株式会社グラコネ」を設立。イベントプロデュースやマッチングビジネスを中心に活躍。自分の感性から生まれたことでみんなを喜ばせたい!それが私の最大幸福。例え自己満足と言われたとしても。

photo by 吁九志

■先日、開催された 「いいね!芋煮会2014 in登戸」の様子はコチラ

1989年生まれ。北京大学国際関係学部卒業。株式会社Selan代表。インタビューサイト "belong" を運営。