【亜耶バネッサ】永遠に夢を追い続けたい!私の人生を変えた3つの軸

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higuchiakiカナダ×日本のハーフで、現在トータルビューティーアドバイザーとして女性の「美」を追求しながら、幅広く活動されている、亜耶バネッサさんをインタビューさせていただきました!


—現在、どんなお仕事をされていますか?

トータルビューティーアドバイザーというお仕事をメインでやっています。メイクと姿勢、ヘアを中心に、一人一人の美しさを引き出すお仕事です。最初は、小さなお部屋で、知り合いの方に1対1でヘアメイクを教えるところから始まり、今では、企業様向けに立ち姿、歩き姿も含めた、一人一人の魅力を最大限引き出すセミナーを行わせていただけるようになりました。

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—どういう経緯でヘアメイクに携わるようになったですか?

ヘアメイクをお仕事にする前は、「こうしたらいいんじゃない?」「こういう感じにしたら、もっとキレイになると思う」って、周りの人に偉そうにアドバイスしていたんです(笑)そしたら、結構喜んでくれる人が多くて。大学を卒業して、ヘアメイクの勉強をしようと思い、学校に行きました。

—1対1から、ここまで広がるのってすごいことですよね!

メイクの学校を出てから、フリーランスでメイクアップアーティストとして活動するようになったのですが、講習や現場のヘアメイクをしているうちに、その現場にいた方がまた次のお仕事を紹介してくれて、次の場でまたその次のお仕事紹介していただき…という具合に、口コミとFacebookでどんどん広がり、気付いたら、今に至っていました。

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—人に何かを教える際に、大事にしていることは何ですか?

相手が何を求めているのかを徹底的に考えることですね。「上手く話そう」「かっこ良く話そう」と思うと伝わらないので、聞いてくれる方々のことを考えながらお話をしています。

これは、ストレッチ姿勢セミナーを行っていらっしゃる兼子さんの「緊張するってことはすごい自分勝手なことだ」という言葉に影響を受けているんです。緊張するというのは、自分の見え方ばかりを気にしていて、相手のこと考えられていないという証拠なので、そうではなく、相手にベクトルを向け、相手の反応をよく見ながら話すことで、自然と相手の胸に響く言葉が出てくるんではないかと思っています。

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—バネッサさんにとって、メイクとはどのような存在ですか?

言ってみれば、メイクって表面的ですよね。表面的なものだけど、実は、すごく内面を引き出してくれるものなんです。自分のことを好きになれるツールですね。

—バネッサさんの一番の原動力は、何でしょう?

女性がキレイになって、どんどん意欲的になったり、性格まで変わっていくところを見ると、すごく嬉しいですね。変わっていく姿が魅力的で、私も刺激をもらいます。

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—バネッサさんの一番のターニングポイントはどこでしょうか?

被災地にボランティアに行ったことですね。メイク姿勢のセミナーを開催し、2日間で合計100名の方に来ていただいたのですが、どんどん会場にいらした皆様がキレイになっていくのが、目に見えて分かり、終了後、泣きながら握手して「ありがとう」「生きてて良かった」と言って下さったり、その後もお手紙をたくさんいただきました。

お手紙には、「震災の日から一度もメイクしてなかったけど、明日から女性としてまた人生を楽しみたい」綴られているものもあり、メイクって人の心をケアしてくれるすごいツールなんだと身をもって実感しました。

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—今のバネッサさんに、大きく影響を与えている経験はありますか?

自分の軸ができたという意味では、ストレッチ姿勢セミナーをされている兼子さんと出会ったことです。お客さんに対してとても愛情深くて、真っすぐで、兼子さんのことをすごく尊敬しています。私自身の姿勢も変わりました。姿勢が変わると、勝手に自信がついてくるんですよね。

今までは、メイクアップアーティストとして活動していたのですが、兼子さんに出会って、姿勢の重要性を知り、姿勢を含めた「トータルビューティーアドバイザー」として、活動するようになりました。それ以降、自分の軸がびしっと決まった感じがします。もう、一生ぶれることはないと思います。

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—素敵な出会いですね。それまでは、ぶれることもあったんですか?

ぶれぶれでした(笑)私、昔から色んなことを始めては辞めて、始めては辞めて…を繰り返してきたんです。5歳から空手をやっていて、空手のジュニア世界大会に出て優勝したり、ラグビー女子日本代表候補になっては辞め、サッカー部に入っては辞め、大学卒業後、ブライダルの会社に就職しては数ヶ月で辞め、タレント業を始めては辞めました(笑)周りからは、何がしたいの?何やってるの?大丈夫?という心配のお声を度々いただきましたが、なぜか気にならならなかったですね(笑)

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—なんで気にならなかったんだと思いますか?

結局いつも自分が決めて、行動していたので、気にならないんですよね。自分に嘘ついて、好きでもないことをするのだけは、どうしても嫌だったので。

私、基本的に「やってみないと好きどうか分からなくない?」というスタンスなので、今では、全ての経験が全部自分のためになっていると思います。一つ一つの経験の積み重ねが、今の自分の強さ、自信、行動力に繋がっていると思います。

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—バネッサさんの軸とは?

3つの軸があります。1つ目は、まずはとにかくやってみる。まずはやってみないと何が好きか分からないですよね。2つ目は、好きなことしかしない。わがままにも聞こえるかもしれませんが、好きなことをしていないと、お客様にも伝わらないし、逆に失礼だと思うんです。3つ目は、全てのことに意味がある。そう思うことでより意欲的になれると思うんです。

—バネッサさんのアイデンティティーを形成する要素は何ですか?

全ての経験と経験からついた自信、すごく恵まれた環境ですね。

—今後の夢を、ぜひとも教えてください!

「全国の女性がキレイになるお手伝いをしたい」というのが、私の永遠の夢です。いい意味で叶わない夢かもしれませんが、人生が終わるまでずっと同じ夢を追い続けたいと思います!

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<亜耶バネッサ/Aya Vanessa
兵庫県神戸市出身、慶応義塾大学総合政策学部卒。パーソナルメイク、メイクセミナーの講師、美しい姿勢を指導する適正姿勢指導士女性の魅力を最大限に引き出すトータルビューティーアドバイザー。また、ブライダルメイク、撮影現場のヘアメイクアップアーティストとして活動。http://ameblo.jp/aya-vanessa/

photo by 吁九志

1989年生まれ。北京大学国際関係学部卒業。株式会社Selan代表。インタビューサイト "belong" を運営。