【蒼山隆行】20代で起業6年目、ヒト・モノ・コトを繋げるコネクターとして「美」の追求を

yamadatakayuki

<蒼山隆行/Takayuki Yamada>

higuchiaki今回は、ブランドPR、セルフマネジメントセミナー企画運営、コミュニティー育成等を中心に活動されている起業家、蒼山隆行さんを取材しました!


—現在は、どんなお仕事をされていますか?

今は、ご縁ある人・モノ・事を繋げるコネクター、プロモーターとして、色々な仕事をしています。取り扱う対象の基準は、3つあって、「美」「本物」「唯一無二」であることです。
例えば、今は、自然の力を借りて一瞬で作品を生み出すアートを手がける方の、お話会の運営プロデュースやブランディングをお手伝いしています。それに関連して、京都にある清水寺の一般の方が普段入れないエリアへのツアープロデュース等もさせていただいています。また、ドバイにある高級サロンのオーナーさんが日本人の技術屋さんやアーティストがほしい、オセアニアやアメリカなどで一緒に事業をやってくれる人がほしい、といった時に人と人をご紹介、繋げることもしています。

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—このお仕事を始めようと思ったきっかけは何ですか?

この仕事を始める前は、帝国ホテルで働いており、そこで、リアルコミュニケーションの重要性を学びました。帝国ホテルでは、一流の人に触れられる機会が多いので、常に自分自身をレベルアップさせることが必要でした。一流の人って、ものすごくエネルギーがあって、単純にかっこいいな、自分も人間力をあげたいなと思いました。そして、私が思う一流の要素である「美」「本物」「唯一無二」を知りたい人は、他にももっとたくさんいるんじゃないかと思い、2009年に、自分が触れた本物を、自分の切り口で紹介する仕事を始めました。

—バイタリティー溢れてますね!

よく言われます。実は小中高の時、何度か同級生の死を経験したんです。「命って、突然終わるんだな」「明日を生きられる保証ってないんだな」と幼いながらに感じました。命の儚さを知ったのが、自分のバイタリティーの根源にあると思います。

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—起業で一番大変なこと、難しいことは何ですか?

セルフマネジメントです。セルフマネジメントとは「タイムマネジメント」「マネーマネジメント」「メンタルマネジメント」「ヘルスマネジメント」のことを指していますが、起業してからの方が、圧倒的に上達したと思います。起業家は100%自己責任なので、人のせいにはできないし、しくじれば自分の至らなさが露呈します。なので、セルフマネジメントは常に心がけています。

—起業して、一番良かったなと思うことは何ですか?

これはもう「ご縁」としか言いようがないですね。韓国、シンガポール、香港、タイ、アメリカ等、自分が行動すればするだけ、ご縁って広がるんだなと思いました。結局、何事も人に始まって人に終わるんです。

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—蒼山さんの一番のモチベーションは、何でしょう?

夢ですね。自分がひらめいたことを、実現しようとするプロセス。自分の内側から湧き出たものに対する意志。ひらめきってワクワクしますよね。

—どうしたら「ひらめき」が沸き出てくるんでしょうか?

最近は、豊かすぎて、何が自分に必要なのか見極められなくなっている人が多いと思います。情報過多のあまり、自分が本当に求めているものを忘れちゃうんですよね。なので、忘れない努力をすることが重要だと思います。例えば、日記つけるって凄くいいですよ。それが苦手という人は、朝起きて、5分でいいから、自分が思いついた事、やってみたいことを紙に書き出してみるといいと思います。

yamadatakayuki —夢って、どうしたら、実現できるんでしょう?

5つかなぁ。
1、できるやれると信じること

2、できる前提で考えること
3、夢を忘れないための創意工夫をすること
4、やりたいことが見つかった時には、できるだけそれに近づく努力をすること
5、すでに実現している人と繋がること

—なるほど。夢に近づくためには、どうしたらいいんでしょう?

人に何言われようが、へりくだらないこと、曲げない事だと思います。長所を育てる事に100%集中し、自分を必要としている人と出会い、いいと思ってくれる人とタッグを組むことだと思います。

—蒼山さんの、アイデンティティーを形成する要素は、なんだと思いますか?

「ひらめき」「これだけのことをやってきたんだという自信」「健康で健全な体」ですね。

yamadatakayuki
—今後の野望を、ぜひとも教えてください。
世界中の人が驚くレベルのものを育てているので、期待していてください!

 

yamadatakayuki <蒼山隆之/Takayuki Aoyama>
1983年1月東京都生まれ。ビートたけしと干支、誕生日、血液型、星座など全て同じ。生来のワンパクさ故に眉毛や顎、頭に大怪我を負いながら育ち、地元の公立高校受験は失敗。高校は男の修道院のような某私立男子高に進学する。滑り止めを作らずに挑んだ大学受験は全て落ち、代ゼミ本校にて浪人生活へと突入。中学時代からファンであった広末涼子が在籍している大学、という理由で志望した。早稲田大学教育学部英語英文学科になんとか合格。通販生活に手を染めながら、バイトとサークル活動と旅に明け暮れる。卒業後は学生時代からご縁のあった帝国ホテルにて多くのV.I.Pをサービス、アテンドする。2009年独立。現在は「美しい人・モノ・コトとつながり、つむぎ、つなげて、新たなる美を生み出す」を理念に掲げ、コンセプター&コネクターチーム xOcean(えくすおせあん)を運営する。PR業、イベント企画運営、商品開発、起業家コミュニティー育成、事業家マッチングを中心に活動。最近はライター兼フォトグラファーとしての依頼も舞い込むように。(雑誌GOETHE2016年7月号掲載)時々海外に飛んでは面白い人・モノ・コトとのご縁を生み、育んで帰ってくる生活を送っている。ヴィンテージカー専門写真家とのコラボ企画が現在進行中。
Instagram : https://www.instagram.com/aoyama178takayuki/
xOcean Blog : http://aoyamatakayuki118.tumblr.com/

photo by 吁九志

1989年生まれ。北京大学国際関係学部卒業。株式会社Selan代表。インタビューサイト "belong" を運営。